壁と床、パネルを配置したワールドの現時点の容量を見てみたらびっくりした。すでに42.1MBあった。 Quest対応ワールドは50MBまでの縛りがあるので、もう何も置けないじゃない……。
ビルドのログを見てみたら、ワールド容量の90%を占めているのはテクスチャのファイル群だった。これらをどうにかすれば、削減につながるに違いない。
テクスチャの圧縮について検索していたら、具体的な方法をまとめている記事を見つけた。
[VRC]ワールドの容量削減を実際にやってみたら3分の1くらいになった話 - Qiita
記事で紹介されているこのツール「一括圧縮ツール・AssetsCompressor1.3」を使って、紹介通りに操作してみた。
一括圧縮ツール・AssetsCompressor1.3 - 神城工業 / Kamishiro Industry - BOOTH
ワールドの容量は27.1MBまで減っていた。すごい。
ワールド構築用に購入したアセットを見てみたら、マテリアルが多く設定されていたので一つにまとめることとする。窓ガラスを削って空にしたので、その分を削るついでに。ワールドもマテリアルは減らした方が負荷軽減につながるのかな?
マテリアルをまとめるには、Blenderでベイクするといいらしいということを検索にて知った。
参考にしたのはこちらの記事。
【Blender2.8】複数のテクスチャを1枚にまとめる方法 | ゲームの作り方!
何度かベイクを試してみたものの、テクスチャが真っ黒になってしまう。 検索したり試したりで分かったのがこちら。
- オブジェクトはマテリアル単位で分割しておいた方がいい
- 「ベイクするためのUVを追加する」というのは、全部のマテリアルに対して行うのを忘れないこと
- 「ベイク用の画像を用意してマテリアルに紐づける」も、全部のマテリアルに対して行うのを忘れないこと
- 上記対応時にマテリアルのメタリック値を0に設定する
- 最後にUVマップをベイク用のマップに変更するのを忘れないこと